お知らせ
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『朝日新聞』に掲載されました
2013/11/01
『朝日新聞』11月1日号の33面「55プラス」に
当会と携帯ワーキンググループの記事が掲載されました。
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孫とつながる「魔法の杖」
10月半ば。東京都三鷹市の三鷹産業プラザの一室で、米アップル社の人気スマートフォン、iPhone(アイフォーン)を体験する講座が開かれた。
スマートフォン(スマホ)は、手軽にインターネットを利用できる多機能の携帯電話だ。
スマホに興味はあるがまだ持っていないという人から、すでに持っていて、もっと使いこなしたいという人まで、50代から80代の9人が参加した。
「画面を下から上にスライドさせてみてください。ほら、ここに計算機も懐中電灯もありますよ。見つかりましたか」
シニア向けパソコン講座などを開いているNPO法人「シニアSOHO普及サロン・三鷹」の小川真理子さんが、参加者たちのペースに合わせてやさしく語りかける。
参加者の中で最高齢の坂部禮(れい)さん(85)は昨年からiPhoneを使い始め、スマホ歴1年。「iPadを持っていたんですけどね、あれは持ち歩くのに大きすぎるから。これなら外出先でも手軽にインターネットができるでしょ。とても便利ですよ」
一番のお気に入りは、iPhone同士、無料でテレビ電話が楽しめるファイスタイム。「ロサンゼルスにいる孫と、簡単におしゃべりができるんです。画面もきれいですよ。あとは、これで孫のファイスブックを見たりね」。スマホは遠くの孫といつでもつながれる「魔法の杖」だ。
慣れない手つきで画面を操作していた白井幸四郎さん(76)は、話題のiPhoneを体験してみようと参加した。
「どこかへ出かける時に、地図や交通手段を調べられたら便利かなと思って。インターネットの検索を音声で入力できるのも、いちいち文字を打たなくていいから、便利ですよね」
講師の小川さんは、「スマホを使ってチケットを買ったり、音楽や動画を楽しんだり。活用できれば生活が楽しくなると思います」。
総務省の調査では、世帯主が60歳以上でスマホを持っている世帯の割合は、昨年12月末現在、26.1%。
前年同期の14.8%から急速に増えている。(板垣哲也)
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